息子を亡くしてから親しくなった友達がいる

息子の同級生（Y君）のお母さんだ。

Y君が、息子と最後の日に会っていたので

いろいろと辛く悲しい思いをさせてしまった。

毎月の月命日、息子の誕生日、出張に行く前日

など、いつも家を訪ねてくれて

私達家族と寄り添ってくれている。

同じ哀しみを背負って一緒に生きているひとりだと思っている。

Y君のお母さんは生前の息子とは面識がなかったのだが

Y君を通じていろんな話を聞いていて

家には息子の写真とビールをいつもお供えして手を合わせてくれている、とても子供思いの強い母親だ。

Y君は出張で留守だったのだが

先日そのお宅にお邪魔して

流れで飲み会になってしまった時のお話。

すっかり酔っぱらってしまった友達が

T君（Y君の弟）と私の娘におつかいを頼んだ。

コンビニまでの道でふたりが

T「なんかうちのお母さん、酔っぱらってごめ　　んね💦嫌だよね‥」

娘「んーん、大丈夫。

　　ママがすごく楽しそうに笑ってて

　　私も嬉しいから。」

という会話を交したことを後日教えてくれた。

私はすごく嬉しくて

久しぶりに嬉し涙が込み上げてきて

娘が愛おしくてたまらなくなった。

笑顔で明るく、しなやかに強く生きなくちゃ。

私が笑うことで

私の大事な人が喜んでくれる、

逆もまた然り。

これはごく自然に世の中にありふれていることかもしれないが

今の私達には深く濃く沁みる。

忘れたくないこの気持ちを、記しておく。

今日は娘の中学の卒業式。

まだ2年生の娘は休日になり

朝から部屋着でゴロゴロしています‥‥

思えば今年の卒業生達は

何かにつけコロナコロナで、

一年間ほとんど思い出のないまま

体育祭も文化祭も、中体連も遠足も、

修学旅行さえも中止になりました。

自分が中学生だった頃の思い出の中には

それらがギュッと詰まっていて

30年経った今でも友達とその頃の話題で盛り上がったり、

ひとりでふと思い出しては幸せのタイムトラベルをしたりしています。

後からでは経験できない

大事な思い出ばかりです。

思春期の、

青春真っ只中の中学時代だものね‥

そんな大事な時代に

一年間ほとんど自粛した卒業生達のことが

不憫でなりません。

来年度の娘達の代だって、

どうなるかわかりません。

仕方なかった。

命を守るため、世界全体がそうだった。

確かにそうだけど、

そうなんだけど‥　ね。

せめてどうか卑屈にならず

アンラッキーと思わずに、

ここで蓄えたエネルギーを

未来の夢に向けて、強く生きてほしい。

そしてここで我慢した理由を忘れずに

これからも感染対策をしっかりして

高校生活こそは

イベントたくさん楽しめますように!!!

本日は誠に

ご卒業、おめでとうございます。

娘がたくさんお世話になり

ありがとうございました。

シデコブシ

花言葉　「友愛」

また夢で息子に会えた

もう大きくなって死んだ当時の息子だった

「やっぱりあんた死んでなかったんだね！」

って言ったら

「いや、死んでるよ」と‥

よく見たら息子にだけ、影がなくて

手足が透けていた

どこかへ出かけると言うから

だめ！また戻ってこなくなるから絶対行かないで！と引き止めたのに

すぐ戻るから大丈夫。と道の向こうに行ってしまった‥

私はそこに泣きながら立ち尽くしていた

少ししたら本当に息子が戻ってきてくれて

私は喜んで、また滝のように泣いて

「あんたは自分に絶望したのかもしれないけど、私はあんたが世界一好きだよ」

「愛してるよ」って

ぎゅーっと抱きしめた

息子は泣きながら静かに笑ってくれた

本当に抱きしめている感覚がしっかりあって

現実のような

でも夢と分かっているような不思議な夢だった

毎日、息子に会って抱きしめたいと思っていたから、私の脳がそんな夢を見せたのかもしれない。

でももしかしたら

息子が会いに来てくれたのかもしれない‥

朝起きてすぐ息子に手を合わせて

夢に出てきてくれてありがとう！

夢で会えるなら母さん昼間は頑張るよ！

毎日出てきてよ！

起きても忘れないように、できれば夜中じゃなくて明け方の夢に来てよ！

‥とお願いした🙏

いつまた息子が会いに来てくれるか

それを楽しみに眠る事ができる

こんな毎日でも、

少しでも喜びはあるんだね

愛してるって言えて、嬉しかった。

ありがとうね